タイ邦人女性殺害 遺族ら事件現場で献花
2007年、タイ北部で当時27歳の日本人女性が殺害された事件で、遺族らが現地を訪れ、事件の解決を訴えた。
この事件は2007年11月、タイ北部の観光地・スコタイで観光中だった川下智子さんが殺害されているのがみつかったもの。川下さんの父親・康明さんらは現地を訪れ、遺体がみつかった現場に花を手向けた。
川下康明さん(66)「一番気になるのは風化すること。いつの間にか忘れられ、なかったことにされてしまう。一日も早く事件が解決するようにと」
事件は、重要事件を担当するDSI(タイ法務省特別捜査局)が捜査しているが、解決に結びつく有力な情報はない。
康明さんらは、今週、タイの法相などと面会し、捜査状況などについて詳しく説明を受ける予定。