6月の米消費者物価指数は3.0パーセントの上昇 市場予想下回る
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アメリカの6月の消費者物価指数は、市場予想を下回る3.0パーセントの上昇となりました。
アメリカ労働省が11日に発表した6月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて3.0パーセント上昇しました。市場予想の3.1パーセントを下回り、伸び率は3か月連続で縮小しました。また、変動の大きい食品とエネルギーを除いた上昇率も市場予想を下回り、3.3パーセントとなりました。
インフレの鈍化傾向が示されたことを受け、市場ではFRB=連邦準備制度理事会が9月に開く会合で利下げを決める観測が広がっています。発表を受け、日米の金利差が縮まることが意識され、外国為替市場では急速に円高が進み、1ドル161円台から一時157円後半まで値上がりしました。