アメリカ海軍の哨戒機が２０日、南シナ海の南沙諸島上空で、中国が岩礁を埋め立て人工の島を作る様子などを偵察したことに対し、中国外務省は２２日、強い不満を示した。

　中国外務省・洪磊報道官「アメリカ側の行動は中国の島礁の安全に潜在的な脅威となり、不測の事態を起こす可能性が非常に高い」

　また報道官は、アメリカ側に対し、「いかなる危険で挑発的な行動も取らないよう」求める一方、「中国側は引き続き、関連地域を厳しく監視し、適切な措置を講じる」と強調した。