客船転覆 追悼式で1000人余りが黙とう
中国・湖北省を流れる長江の客船転覆事故の現場で7日朝、政府主催の追悼式が行われ、救援活動に当たる隊員らが黙とうをささげた。7日も、残る行方不明者の捜索が続けられている。
中国メディアによると、事故現場で日本時間7日午前10時すぎ、救援活動に当たる軍や消防のほか、1000人余りが3分間の黙とうをささげ、犠牲者へ哀悼の意を示した。
船内での捜索は6日までにほぼ終了したということで、中国当局によると、これまでに431人の死亡が確認された。残る11人の行方不明者は船外に投げ出された可能性があることから、捜索は川の下流を中心に範囲を1400キロにまで広げて行われている。