米・教会黒人9人射殺“人種差別的な発言”
アメリカ・サウスカロライナ州の教会で、黒人9人を射殺し逮捕された白人の男が銃撃の後、人種差別的な発言をしていたとの証言があることがわかった。
殺人などの容疑で逮捕されたディラン・ルーフ容疑者は19日、サウスカロライナ州の裁判所に初めて出廷した。この事件は17日、ルーフ容疑者がサウスカロライナ州の教会を訪れ、聖書の勉強会で銃を乱射して黒人9人を死亡させたもの。警察が裁判所に提出した資料によると、事件の生存者が「ルーフ容疑者が銃撃の後、興奮した様子で人種差別的な言葉を叫んだ」と証言しているということで、黒人差別による犯行とみて調べを進めている。