在米日本大使館 米研究者との勉強会を発足
アメリカ・ワシントンの日本大使館は日本の安全保障政策や自衛隊の活動への理解を深めるため、アメリカの若手研究者を集めた新たな勉強会を発足し、21日、最初の会合を開いた。
会合は、今年が戦後70年の節目にあたることや、先月の日米首脳会談で日米同盟の強化が確認されたことなどを受けて企画されたもので、アメリカの若手研究者を通じて同盟関係を深めていくことが大きな狙い。
初回の勉強会には9人の研究者が参加し、東シナ海や南シナ海での中国の動きなどを含む、東アジアの安全保障情勢について話し合われた。今後は自衛隊の高官らとの意見交換などを定期的に行い、日本の安全保障政策や自衛隊の活動への理解をアメリカでも広く浸透させたい考え。