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ウイグル自治区出身者「全て宣伝工作」米で北京五輪に抗議

2022年2月5日 12:35
ウイグル自治区出身者「全て宣伝工作」米で北京五輪に抗議

北京オリンピックの外交的ボイコットを表明しているアメリカのメディアは開会式を批判的に報じています。

「ニューヨークタイムズ」は、開会式にロシアのプーチン大統領らが出席したことに触れ、「中国は『外交的ボイコットは失敗に終わった』と主張することに成功した」と報じています。

また、新疆ウイグル自治区での人権侵害が指摘される中、開会式で聖火の最終ランナーの1人がウイグル族の選手だったことについて、「中国は挑発的な選択をした」と伝えました。

一方、首都・ワシントンでもウイグル自治区出身者が抗議の声を上げました。中国大使館の前では、ウイグルの人権問題に抗議して五輪開催に反対するデモが行われました。

デモ参加者「中国は恥を知れ!」

聖火の最終ランナーにウイグル族の選手を起用したことについては、「全て宣伝工作だ。世界は中国の言うことを信じてはいけない」などと冷ややかな声が聞かれました。