北京五輪開会式 米メディア“批判的報道”
アメリカなどが外交的ボイコットをする中で行われた北京オリンピックの開会式について、アメリカメディアは批判的に伝えています。
「ニューヨークタイムズ」は、開会式にロシアのプーチン大統領らが出席したことに触れ、「中国は『外交的ボイコットは失敗に終わった』と主張することに成功した」と報じています。
また、アメリカなどが外交的ボイコットの理由に新疆ウイグル自治区での人権侵害を挙げる中、聖火の最終ランナーの1人がウイグル族の選手だったことについて、「中国は挑発的な選択をした」と伝えました。
全米に開会式を中継したNBCの記者も「選手と競技に焦点を当てたショーの後に不快になる瞬間だった」とコメントしています。