サッカー女子W杯メダル授与式での「キス」めぐり スペインサッカー連盟会長が資格停止処分
サッカー女子ワールドカップ決勝後のメダル授与式で、選手に対してキスをしたスペインサッカー連盟の会長をめぐり、FIFA(=国際サッカー連盟)は26日、90日間の暫定的な資格停止処分を決定しました。
サッカー女子ワールドカップは、決勝でスペイン代表がイングランド代表を破って優勝しました。
一方、決勝後のメダル授与式では、スペインサッカー連盟会長のルイス・ルビアレス氏が、スペイン代表のジェニファー・エルモソ選手にキスをしたことで、非難の声が上がっていました。
こうした中、FIFA(=国際サッカー連盟)は26日、ルビアレス氏に対して、選手への「攻撃的な行動」を取ったなどとして、90日間の暫定的な資格停止処分を決定しました。また、キスをされたエルモソ選手らへの接触も禁止しています。
ルビアレス氏をめぐっては、スペイン政府側からも辞任要求が出るなど、スペイン国内で大きな波紋を広げています。