上海で西側エリアの“ロックダウン”始まる 影響長期化も
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国・上海市では1日から市の西側エリアの“ロックダウン”が始まりました。厳しい「ゼロコロナ政策」によって、市民生活や経済への影響は長期化する可能性があります。
上海市では市を東西に分け、先月28日から1日午前5時まで東側エリアを封鎖。1日午前3時からは西側エリアの封鎖が始まりました。西側の封鎖は、5日の午前3時までの予定です。
ただ、上海の感染者数は先月31日、無症状を含め4500人以上が確認されていて、事実上のロックダウンが始まってからも、感染拡大が続いています。
そのため、上海市は、大規模封鎖が解除された東側エリアでも、感染者が見つかった団地など多くの地区で封鎖を継続すると発表しました。
厳しい「ゼロコロナ政策」によって、市民生活や経済への影響は長期化する可能性があります。