“3日間停戦で人質50人解放” カタールの仲介で交渉続く
イスラム組織ハマスがイスラエル人などおよそ240人の人質を取っている問題で、ロイター通信は、カタールが3日間の停戦と引き換えに、およそ50人の人質を解放する案などについて交渉していると報じました。
ロイター通信は15日、関係者の話として、カタールがイスラエルとハマスの仲介を行い、3日間の停戦などと引き換えに、人質およそ50人の解放を含む交渉に臨んでいると伝えました。
ハマス側は大筋で合意している一方、イスラエル側とは引き続き交渉が続いていて、アメリカも交渉に加わっているとしています。
また、イスラエル軍は15日、ハマスの拠点があると主張するパレスチナ自治区ガザ地区にある最大の医療機関、シファ病院に突入しました。
軍が公開した映像には、物資を運ぶ兵士の姿が映っていて、人道的支援を行っていることをアピールする目的があるとみられます。
WHO(=世界保健機関)のテドロス事務局長は「病院への軍事侵攻は全く容認できない。病院は戦場ではない」とイスラエル軍を強く非難しました。