北朝鮮の国防次官は韓国やアメリカが行った偵察機を使った活動を批判した上で、「敵の挑発的な行動に攻勢的な対応を加える」と強調しました。

北朝鮮の金剛日国防次官は国営メディアを通じて談話を発表し、韓国やアメリカによる偵察機を使った活動について、「国家主権と安全を厳重に侵害している」と指摘した上で、「軍事的緊張をもたらす主な原因だ」と批判しました。

さらに韓国の巡視船などが、北朝鮮が主張する海上の軍事境界線を頻繁に侵害していると指摘し、「海上国境線を尊重できないなら、恐れるようにしなければならない」と警告しました。

その上で、軍の最高指導部が24日、「敵の挑発的な行動に攻勢的な対応を加えるよう指摘した」と明らかにしました。