ナワリヌイ氏の側近、リトアニアで何者かに襲撃され重傷
ロシアで死亡した反体制派指導者・ナワリヌイ氏の側近が12日、リトアニアで何者かに襲撃され重傷を負いました。
襲撃されたのは、ナワリヌイ氏の側近でリトアニアを拠点にしてプーチン政権に抵抗する活動を行っていたレオニード・ボルコフ氏です。
ボルコフ氏が12日、首都・ビリニュスの自宅に車で戻ったところ、何者かがハンマーで車の窓ガラスを割り、催涙スプレーを目に浴びせ、ハンマーで殴りはじめたということです。
ナワリヌイ氏の団体関係者は、襲撃後とされるボルコフ氏の写真と動画をSNSで投稿していて、ボルコフ氏は重傷を負ったものの命に別条はないということです。
反体制派はプーチン大統領の当選が確実視される15日からのロシア大統領選挙期間中にも抗議活動を呼びかけています。