「イスラム国」の“首都”近郊を制圧
シリアのクルド人民兵組織は、過激派組織「イスラム国」が首都と位置づけるラッカから約50キロの街を制圧した。
イギリスに拠点を置く「シリア人権監視団」は23日、クルド人の民兵組織がアメリカなどの有志連合による空爆支援を受けながら、シリア北部の街アインイーサを制圧したと伝えた。
アインイーサは「イスラム国」がシリアの首都とするラッカから北に50キロほどの場所に位置し、「イスラム国」が制圧していたシリア軍の基地もある。
このクルド人民兵組織は、今月中旬にもシリア北部の街を「イスラム国」から奪うなど、存在感を高めている。