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「イスラム国」残虐行為に懸念~人権報告書

2015年6月26日 10:54
「イスラム国」残虐行為に懸念~人権報告書

 アメリカの国務省は25日、世界の人権に関する報告書を発表し、過激派組織「イスラム国」などのテロ組織が残虐行為を続けていることに懸念を示した。

 報告書では、イラクやシリアで罪のない市民を残酷な方法で殺害したり、拉致した女性を奴隷にしているとして、「イスラム国」などを例に挙げ、テロ組織による残虐行為が広がっていると指摘した。

 アメリカ・ケリー国務長官「テロ組織(「イスラム国」など)による殺人・拷問などの人権侵害が頻繁に行われており、我々は衝撃を受けている」

 また、中国については、当局の汚職を告発した市民活動家が摘発されていることに懸念を示した。