トルコ爆発30人死亡「イスラム国」テロか
トルコ南部のシリア国境に近い街で20日、爆発があり、少なくとも30人が死亡した。トルコ政府は過激派組織「イスラム国」によるテロの可能性が高いとの見方を示している。
爆発があったのはシリア国境に近い街・スルチで、地元当局によると、少なくとも30人が死亡、約100人がケガをした。
犯行声明は出ていないが、トルコのダウトオール首相は会見で、過激派組織「イスラム国」による自爆テロの可能性が高いとの見方を示した。また、一部の地元メディアは「『イスラム国』を支持する少女(18)による自爆テロだ」と伝えている。
現場はクルド人勢力が「イスラム国」との激戦の末に奪還したシリアの街・アインアルアラブの近くで、復興支援のために多くの若者らが集まっていた。