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遺族らが平壌着 約1年ぶりの墓参りへ

2015年8月16日 7:50
遺族らが平壌着 約1年ぶりの墓参りへ

 終戦前後に現在の北朝鮮で亡くなった日本人の遺骨が今も残されている問題で、遺族らが15日、墓参りをするため首都・平壌に到着した。

 今回、北朝鮮を訪問した日本人遺族らは6人で、今月18日まで滞在する予定。遺族の1人の渡辺直子さんは、2歳で亡くなったおばの墓参りのため、北朝鮮を訪問した。

 渡辺さん「(亡き)父の代わりに(北朝鮮に)来たが、戦後70年という節目の年に娘としてここへ来られて大変幸せ」

 北朝鮮には現在も2万人以上の日本人の遺骨が残されていて、北朝鮮は拉致被害者の調査とともに遺骨の問題も調査するとしている。

 日本人遺族の墓参りは約1年ぶりで、遺族らは16日、平壌郊外の墓地を訪れる予定。