国連本部で平和祈る「茶会」事務総長も参加
アメリカ・ニューヨークの国連本部で21日、平和を祈る「茶会」が開かれた。
国連創設70年に合わせ、裏千家と国連の日本代表部は21日、平和に祈りをささげるための献茶式を開いた。会場でお茶をたてた茶道裏千家の千玄室大宗匠第十五代家元は、「茶の道は戦国時代に、争いを防ぎ平和につながるものとして始まった」と茶と平和についての歴史を話した。
茶会に参加した潘基文事務総長は「世界には複雑な問題があるが茶の精神を見習いシンプルな解決方法を見つけなくてはいけない」と挨拶した。
茶会には各国の大使など約100人が参加し、茶の文化を楽しんだ。