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拉致被害者家族 国連人権理事会に出発

2015年9月20日 14:59
拉致被害者家族 国連人権理事会に出発

 北朝鮮による拉致被害者の家族が20日、国連人権理事会に出席するためスイスに向け出発した。

 拉致被害者、横田めぐみさんの弟・拓也さん(47)と、田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さん(38)は、スイスのジュネーブで開かれる国連人権理事会の行事などで現地時間21日に拉致問題の早期解決を訴える予定。

 飯塚耕一郎さん「(母は)私が1歳で拉致をされたということと37年という長い月日拉致をされたままの状態であると。一刻も早く救出をしたいという旨を伝えていきたい」

 横田拓也さん「拉致問題は日朝間2国間の問題だけではなくて、国際社会が一丸となって北朝鮮に圧力をかけてこの問題を解決する必要があるということを訴えていきたい」

 高齢になった被害者家族の海外での活動が難しくなっていることについては「自分たちができることはやりたい」などと話した。