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拉致問題、早期解決を…横田さんら訴え

2015年9月17日 20:39

 2002年の日朝首脳会談で、北朝鮮が日本人の拉致を認めてから17日で13年となる。拉致被害者の家族らが会見を行い、早期解決を訴えた。

 北朝鮮は、2002年の日朝首脳会談で、初めて日本人の拉致を認め、曽我ひとみさんら5人が帰国したが、それ以降、被害者は一人も帰国していない。家族らは、被害者全員が一刻も早く帰国できるよう、あらためて政府に強い対応を求めた。

 拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(77)は「とにかくどうやったら(被害者が)帰ってくるのか先に考えないと、まだまだ時間がかかる」と述べた。

 また、横田めぐみさんの母、横田早紀江さん(79)は「きょう助けてあげれば、明日は一日でも日本で生きていられるのにと。一日でも早く助けてあげたい」と語った。

 横田早紀江さんは、去年3月にモンゴルで初対面した孫のウンギョンさんについてふれ、「ありがたいことだったと思っていますが、『北朝鮮に来て、また会いませんか』と言われても、そういうことはしません」と述べ、拉致問題が解決しない限り、面会に応じるつもりはない考えを示した。

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