仏テロ 新たに実行犯2人の身元を特定
フランスのパリで起きた同時多発テロ事件で、フランスの検察は現場で死亡した実行犯7人のうち、新たに2人の身元を特定した。
フランス検察は、これまで現場で死亡した容疑者7人のうち、3人の身元を特定していた。新たに公表されたのは、シリア北部のイドリブ出身の20代の男とパリ郊外出身の20代の男。
シリア出身の男はサッカーの試合が行われていたスタジアム近くで、パリ郊外出身の男は劇場で自爆テロで死亡したという。身元が特定できた容疑者はこれで5人となった。
一方、捜査当局は15日夜から16日朝にかけてフランス国内の150か所で一斉に家宅捜索を行った。テロを防ぐためとしていて、地元メディアはロケット砲などの武器が押収されたと伝えている。