テロ実行犯1人の身元ほぼ判明~トルコ首相
トルコの首都・アンカラで起きた爆弾テロ事件で、ダウトオール首相は14日、実行犯1人の身元がほぼ判明したと明らかにした。
この事件での死者はこれまでに99人に上っているが、ダウトオール首相は14日、地元テレビのインタビューで、実行犯のうち1人の身元はほぼ判明したと述べた。また、背後関係について、過激派組織「イスラム国」とクルド人の反政府武装組織が関与した可能性が高いことを明らかにした。トルコ政府は7月以降、この2つの組織に対する軍事行動を取っている。
一方、地元メディアは、すでに実行犯2人の身元が判明し、1人は今年7月に南部で起きたテロ事件の容疑者の兄だと伝えている。