橋の上に一人で…テロ実行犯、直前の新画像
150人が死傷したタイの爆弾テロ事件で、実行犯の男が事件直前に共犯者に接触していた可能性があることが新たにわかった。
NNNが新たに入手した画像では、爆発の約2時間半前、実行犯の男がバンコク中央駅近くの橋の上で一人で立っている様子が映っている。男は携帯電話らしきものを手に行ったり来たりしている。警察は男が現場に向かう直前に共犯者と接触し、爆弾を入手するなどした可能性もあるとみて、防犯カメラの解析を進めている。
男を乗せた三輪タクシー運転手「男を(爆発現場近くで)降ろした。その後どこに行ったかはわからない」
男はこの後、橋の近くから三輪タクシーを拾い爆発現場に向かったとみられている。
この事件では中国人など外国人を含む20人が死亡し、日本人1人を含む130人がケガをしたが、これまでのところ容疑者は捕まっていない。警察は懸賞金をこれまでの100万バーツ(約350万円)から、3倍の1000万円以上にして、さらなる情報提供を呼びかけている。