爆弾テロ実行犯、行き先を指示した方法は…
タイ・バンコクで起きた爆弾テロ事件で、実行犯の男が現場に向かう際、携帯端末を使って行き先を指示していたことがわかった。
爆発のあった寺院では、21日朝、プラウィット副首相らが参加し、犠牲者を追悼する式典が行われた。21日までに死亡した20人全員の身元が明らかになり、14人が中国やマレーシアなどから訪れた外国人だったという。
警察は、爆発の直前、現場にリュックをおいた男を実行犯と断定して行方を追っている。その後の調べで、男が爆発の約1時間前に現場から約3キロ離れた路上で「トゥクトゥク」と呼ばれる三輪タクシーに乗り、運転手に携帯型端末の画面で現場近くの写真を見せて、行き先を指示したことがわかった。
警察は、さらに目撃者を捜すなどして男の足取り捜査を続けている。