地元メディア「トルコ史上最悪のテロ事件」
95人が死亡したトルコの首都・アンカラの爆弾テロ事件で、トルコ政府は2人の男による自爆テロとの見方を示した上で、過激派組織「イスラム国」など組織的な関わりがないかを調べている。
10日に発生した事件による死者は95人にのぼったが、今もケガをした246人のうち、60人以上が集中治療を受けており、地元メディアは「トルコ史上最悪のテロ事件」と伝えている。犯行声明は出ていないが、トルコ政府は2人の男による自爆テロとの見方を強めている。
また地元メディアによると、当局は11日、過激派組織「イスラム国」に関わった疑いで36人を拘束したという。事件への関与は不明だが、当局は過激派に対する捜査の手を強めており、「イスラム国」や、クルド人の反政府武装勢力などが事件に関わった可能性も視野に調べている。