米、「イスラム国」幹部情報に懸賞金6億円
アメリカの国務省は18日、過激派組織「イスラム国」で外国人戦闘員の受け入れを担当する幹部に関する情報に、約6億円の懸賞金を出すと発表した。
居場所などの情報に対し約6億円の懸賞金がかけられたのは、「イスラム国」の幹部の1人、アブ・ムハンマド・アル・シマリ容疑者。
国務省によると、アル・シマリ容疑者は外国人戦闘員の受け入れを担当していて、去年、ヨーロッパやオーストラリアなどからきた戦闘員をトルコからシリアに入国させたとみられている。
アル・シマリ容疑者はアメリカの財務省や国連の制裁対象にもなっており、海外の資産が凍結されている。