日本提案「世界津波の日」国連委員会で採択
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津波への意識を高めようと日本が提案した「世界津波の日」を制定する決議案が4日、国連の委員会で採択された。
採択された決議は11月5日を「世界津波の日」として定めるもので、1854年のこの日に和歌山県を大津波が襲った際、村人が稲わらに火をつけて津波を知らせ、多くの命が救われた逸話に由来する。
内陸国を含め、142か国が共同提案国になり、満場一致で採択された。
吉川元偉国連大使「観光客や、たまたまそこに居合わせたということで亡くなった方もたくさんいらっしゃる。津波の持っている問題性について、より広い理解が広まった結果と思っています」
決議は今月中に国連総会でも採択される見通しで、日本は率先して早期警報システムの重要性などの啓発を目指す。