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“11月5日を世界津波の日に”国連で提案

2015年11月6日 10:39
“11月5日を世界津波の日に”国連で提案

 日本は、津波への意識を国際的に高めるため「世界津波の日」の制定を国連で提案し、5日、各国に協力を呼びかけた。

 日本では1854年11月5日に和歌山県を大津波が襲った際、村人の機転で多くの人命が救われたことにちなみ、この日を「津波の日」に定めている。日本政府は11月5日を「世界津波の日」に定めるため国連で決議案を提出し採択を目指している。

 吉川国連大使「津波は多くの人命を奪い、建物を破壊し、甚大な被害を引き起こします。一方で、津波の危険性を理解していれば、大きな被害は防げます」

 日本の吉川国連大使はさらに、警戒情報を早く住民に伝えることや過去の教訓をいかすことが大事だと強調し、協力を呼びかけた。来月の国連総会での採択を目指している。