「イスラム国」ネット宣伝に対抗する新組織
アメリカ政府は8日、過激派組織「イスラム国」のインターネットを駆使した宣伝工作に対抗するために、省庁を横断しての新たな組織を設置することを決めた。
NSC(=国家安全保障会議)によると、国土安全保障省と司法省は新たに作業部会を設置し、アメリカ国内での過激思想の浸透に対抗する取り組みを進める。
ホワイトハウスの補佐官らは8日、西海岸のシリコンバレーを訪問し、IT企業の幹部らとネット上でどのような対策が取れるかについて協議した。今後、「イスラム国」のネットを通じた戦闘員の勧誘や宣伝工作に対し、官民一体で取り組む方向。