サッカー暴動で多くの死者「出入り口閉鎖」原因か インドネシア地元報道
インドネシアでサッカーの試合後にサポーターら125人が死亡した暴動で、地元メディアは、多くの死者が出た原因の一つは出入り口が閉鎖されていたことだと報じました。
インドネシアの東ジャワ州では1日、サッカーの試合後に暴動が起き、出入り口に殺到したサポーターら125人が死亡しました。
多くの死者が出たことについて地元メディアは、試合終了前には開いているはずの出入り口が閉鎖されていたことが原因の一つだと報じました。
サポーターらは警察が使用した催涙ガスを避けて閉まったままの出入り口に殺到し、圧死や窒息死した可能性があります。
今回の試合は、同じ東ジャワ州が拠点のペルセバヤとアレマのダービーマッチでした。
今年4月までペルセバヤに所属していた丸川太誠選手は、両チームの試合は特別に緊張感があったと話します。
丸川太誠選手「(アレマのサポーターから)殺害予告とかが試合前に届いたりとかは実際、僕もしてました。無観客(試合)の時期があったので熱量が爆発してしまった一面もあるかもしれません」
これまでも、ダービーマッチの後に監督のサッカースクールが襲撃されるなど、トラブルが相次いでいたということです。