アメリカの研究チームは２０日、太陽系の海王星の外側に新たな惑星が存在する可能性があると発表した。実際に見つかれば９番目の惑星になる。

　カリフォルニア工科大学の研究チームによると、この惑星は地球の約１０倍の質量があり、太陽から約４５億キロ離れた海王星よりも、さらに２０倍離れた軌道を回っていると推定されるという。研究チームは、海王星の外側にある凍った岩などの６つの天体が太陽の周りを回るスピードや軌道を計算した結果、惑星が存在する可能性があるという結論に至ったとしている。

　実際に観測で見つかれば、太陽系の９番目の惑星になるとして期待されている。