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シャラポワ選手 2年間の出場停止処分に

2016年6月9日 6:39
シャラポワ選手 2年間の出場停止処分に

 女子テニスの元世界ランキング1位、ロシアのシャラポワ選手がドーピング規定違反のため、2年間の出場停止処分になった。

 シャラポワ選手は、1月の全豪オープンのドーピング検査で禁止薬物「メルドニウム」の陽性反応を示し、暫定的な出場停止処分になっていた。「メルドニウム」は、今年から禁止薬物に指定されたが、シャラポワ選手は、「知らなかった」と主張していた。

 しかし、国際テニス連盟は8日、第三者の専門家による調査結果を受け、今年1月26日から2年間の出場停止処分を発表した。シャラポワ選手は「厳しすぎる」としてスポーツ仲裁裁判所(=CAS)に提訴する意向。シャラポワ選手はリオオリンピックのロシア代表に選ばれているが、出場は絶望的。