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シリアで一時停戦 7日間の維持目指す

2016年9月13日 6:25
シリアで一時停戦 7日間の維持目指す

 内戦が続くシリアで12日、一時停戦が開始した。先週アメリカとロシアの間で合意したものだが、停戦が7日間続けば、両国が協調して過激派組織「イスラム国」に対する軍事行動に乗り出すとしている。

 停戦は日本時間の13日午前1時ごろ開始した。シリア人権監視団によると1時間がたった段階で戦闘は止まり、すべての前線で平穏が保たれているという。アメリカとロシアは、まずは7日間の停戦維持を目指しており、それが実現した場合、両国が協調して「イスラム国」など過激派組織への軍事行動に乗り出すとしている。

 これは今年2月の停戦合意の際に、ロシアが過激派組織への攻撃を継続したことで、停戦破りが常態化し、失敗に終わったことを踏まえたものとみられる。