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教会立てこもり「イスラム国」名乗る

2016年7月27日 6:56
教会立てこもり「イスラム国」名乗る

 フランス北部の教会で26日、立てこもり事件が発生し、人質となった神父が死亡した。容疑者の男2人は過激派組織「イスラム国」を名乗っていたという。

 事件はフランス北部・ルーアン近郊の教会に26日、刃物を持った男2人が押し入り、人質を取って立てこもったもの。2人は警察に射殺されたが、86歳の神父が喉を切られて死亡、1人が重体。オランド大統領は事件をテロと断定した上で、容疑者が「イスラム国」を名乗っていたと明らかにした。

 オランド大統領「『イスラム国』を名乗る2人のテロリストに神父は惨殺された」

 また、「イスラム国」系の通信社は2人の戦闘員による犯行と伝えている。

 検察当局によると、容疑者のうちの1人は19歳で、これまでに2回、シリアへの渡航を企てていて、当局の監視対象となり、所在を確認するための発信機を体に取り付けられていたという。