エジプト軍は４日、東部のシナイ半島を拠点とする過激派組織「イスラム国」傘下組織の指導者を殺害したと発表した。

　エジプト軍の発表によると、エジプト空軍はシナイ半島で行った作戦で「イスラム国」シナイ州のアブ・ドゥア・アンサリ指導者を殺害した。また軍は作戦で４５人のメンバーを殺害したという。作戦が行われた時期については明らかにされていない。

　「イスラム国」シナイ州は、シナイ半島を拠点に軍や警察を標的にした攻撃を繰り返しているほか、去年１０月に墜落したロシアの旅客機について「墜落させた」と主張している。