タイの国王容体悪化 市民生活にも影響
今週、タイのプミポン国王の容体が不安定であることが発表されたことを受け、市民の間では国王の回復を願う動きが広がっている。
タイのプミポン国王は現在、88歳で、70年にわたって国を治め、市民から「国の父」として敬愛されている。しかし、近年は心臓の手術を受けるなど入院が続いていて、今月9日にはタイ王室が容体が「不安定な状態」であることを発表した。
入院先のバンコクの病院前では、人々が集まり、国王の回復を祈るなど、市民の間で回復を願う動きが広がっている。
市民「(国王が)一刻も早く回復され、退院することを心から祈っています」
国王の容体の変化を受けて、タイでは株式や為替の相場が下落するなど、市民生活への影響も出ている。