セベロドネツクで反撃続けるも…「ロシアの祝日6月12日に砲撃増える可能性」地元知事が警戒
ロシアが制圧を目指すウクライナ東部セベロドネツクでウクライナ軍が反撃を続ける中、地元の知事は、12日のロシアの祝日に向けてロシア軍による攻撃が強まる可能性があると警戒を強めています。
ルハンシク州ハイダイ知事「セベロドネツクの状況は変わっておらず、厳しいままだ。街では戦闘が続き、大半はロシア側に支配されている」
さらに知事は、「ロシアの祝日である6月12日に砲撃が増える可能性がある」と警戒しています。
東部地方でのロシア軍の攻勢は強まっていますが、イギリス国防省は11日、ロシア軍が1960年代に開発された大型ミサイルなどを使用しているとして、最新のミサイルが不足している可能性があると指摘しています。その上で、ウクライナの防空システムは戦闘機によるミサイル攻撃から国土の大部分を守っていると分析しました。
一方、ウクライナ軍の報道官は10日、「ロシアの黒海艦隊が巡航ミサイルを積んだ潜水艦1隻を配備した」と述べ、海からのミサイル攻撃に警戒感を示しました。