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韓国、特別検察官制度適用へ 国政介入疑惑

2016年11月15日 0:28

 韓国・朴槿恵大統領の友人の国政介入疑惑をめぐり、与野党は14日、検察とは別に政府から独立して捜査を行う「特別検察官」の制度を適用することで合意した。

 「特別検察官」は、政治的な中立が求められる事件で、検察の捜査とは別に国会が推薦した弁護士が捜査を行うもの。与野党は14日、一連の疑惑の全容解明のため、「特別検察官」制度を適用することで合意したと発表した。60人規模の捜査態勢で、捜査は最大120日間行われる。

 韓国では、検察当局の捜査が大統領府の圧力を受けて不十分な形で終わるのではないかという不信感が根強いことから、与野党としては、「特別検察官」による捜査で、こうした疑念を払しょくしたい考え。