カストロ前議長への憎しみ消えぬ亡命者たち
キューバからアメリカに亡命した人々の間では、カストロ前議長へのいまだ消えない憎しみが浮き彫りになっている。
キューバから亡命した人々が多く住むフロリダ州マイアミでは、26日、カストロ前議長の死去を受け、これを歓迎する集会が夜になっても続いた。
ウエラさん夫婦も、それぞれ20年以上前にキューバからアメリカに亡命した。
ウエラさん「この写真は(キューバにいた時の)父・姉・自分、私は4歳か5歳くらい。大変だった。未来なんてあの国にはなかった。(カストロ前議長は)家族を引き裂いたり、たくさんの人を殺した。彼が死んで物事が良くなることを願う」
国交回復でアメリカとの関係改善が続く一方、キューバ系住民のカストロ前議長への憎しみは消えていない。