チャーター機墜落 76人死亡、5人救出
南米コロンビアのメデジン近郊で28日、ブラジルのサッカー選手など81人が乗ったチャーター機が墜落し、現地メディアによると、76人が死亡した。
墜落したのは、ブラジル1部リーグのクラブ「シャペコエンセ」の選手など乗客・乗員81人を乗せ、ボリビアからコロンビアのメデジンに向かっていたチャーター機。
コロンビアの航空当局によると、チャーター機には選手やチーム関係者、報道陣が乗っていたということで、搭乗者名簿にはサッカーJ1ヴィッセル神戸のカイオ・ジュニオール元監督らの名前が記載されている。また、ブラジルのメディアは警察の話として、5人が救出され、76人が死亡したと伝えている。チャーター機から電気系統の不具合を知らせる緊急の連絡があった後、交信が途絶えたという。
「シャペコエンセ」の選手らは、南米の強豪クラブが出場するサッカーの国際大会「コパ・スダメリカーナ」の決勝戦に出るためにコロンビアに向かっていたという。