トランプ氏 国連事務総長と初の電話会談
アメリカのトランプ次期大統領は4日、今月就任した国連のグテーレス事務総長と初めて電話で会談した。
トランプ氏はこれまで国連について、「ただ人々が集まりおしゃべりをしている仲良しクラブになっている」と批判している。こうした中、会談はグテーレス氏からトランプ氏に電話をかける形で行われ、国連によると「建設的な議論が行われた」という。
アメリカは国連の予算をめぐって加盟国で最大の約22%を負担しているが、会談後、トランプ氏側は拠出金の使い道について国連に改革を求めていく方針を明らかにした。
国連関係者は、「アメリカの態度次第で国連の影響力が低下するかもしれない」と話している。