仏ルノー排ガス検査で不正操作か 捜査開始
フランスの自動車大手・ルノーは13日、排ガスの検査で不正な操作を行った疑いで、捜査が始まったことを明らかにした。
ルノーによると、フランス環境省などは去年11月までに調査を終え、捜査当局に情報提供を行っていた。捜査はこれを受けて始められたものだが、ルノーは「フランスとヨーロッパの規制を順守しており、不正なソフトは搭載していない」と疑惑を否定している。
排ガスの不正操作を巡っては、フォルクスワーゲンが今月、罰金など約5000億円を支払うことでアメリカ司法省と和解している。