仏大統領選“最有力”マクロン氏が集会
今年春に行われるフランス大統領選の最有力候補の一人とされるエマニュエル・マクロン氏の支持者集会が4日に開かれ、ライバルとなる反EU勢力をけん制した。
マクロン前経済相は政党に属さない独立候補としてフランス大統領選に出馬を表明している。4日の集会には1万6000人が集まった。
「世界中で、内向きで閉鎖的な傾向が広がりつつある」-マクロン氏はEU(=ヨーロッパ連合)を離脱するイギリスなどを例に挙げてこのように述べ、対話の重要性を強調した。また、ヨーロッパ一体としての平和と繁栄を目指すべきだとして、EU離脱を呼びかける勢力をけん制した。
先月の世論調査では、大統領選でマクロン候補が、反EUの極右政党・国民戦線のルペン候補を破って勝利するとの見通しが出ている。