【独自】北陸新幹線「小浜ルート」最有力へ
北陸新幹線の福井県敦賀市から新大阪駅までの区間について、与党のプロジェクトチームが福井県小浜市を通るルートを「最有力」の案として採用を検討していることが明らかになった。
北陸新幹線の敦賀市と新大阪駅を結ぶ区間はまだルートが定まっておらず、滋賀県の米原駅で東海道新幹線と合流する「米原ルート」、小浜市を通る「小浜ルート」、京都府舞鶴市を通る「舞鶴ルート」の3案が検討されてきた。
与党のプロジェクトチームはこの3案のうち、採算性や乗り換えの利便性が高いなどの理由で、「小浜ルート」を最有力の案として取りまとめを目指す方針。
プロジェクトチームが年内に出す結論をもとに政府が最終決定する見通しだが、自治体などの誘致活動も激しさを増しており、議論は難航も予想される。