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トランプ氏激怒…米豪首脳電話会談打ち切り

2017年2月2日 21:39

 アメリカのトランプ大統領が先月28日、オーストラリアの首相と電話会談した際、難民受け入れの問題で激高し、わずか25分で会談を打ち切っていたことが分かった。

 これはワシントンポスト紙が伝えたもの。先月28日の電話会談で、オーストラリアのターンブル首相がオバマ前政権との間でオーストラリアが収容する1250人の難民をアメリカが受け入れるとした取り決めについて、トランプ大統領に確認したところ、トランプ大統領は、「史上最悪な取引だ」と激怒したという。

 また、この日、トランプ大統領はロシアなど他の4か国の首脳と電話会談を行っているが、ターンブル首相に「これが飛び抜けて最悪だ」と発言し、1時間の予定だった会談は25分で打ち切られたという。

 ターンブル首相は報道について「コメントしない」としているが、トランプ大統領は2日ツイッターで、「この間抜けな取引を検証する」と書き込んでいて、同盟国の首脳にも攻撃的な態度で対応するトランプ大統領の姿勢が表れた形。