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トランプ大統領側近が辞任 政権に大打撃

2017年2月14日 14:22

 アメリカのトランプ大統領の側近のフリン大統領補佐官が、政権発足前に不正にロシアと協議をしていたとされる問題で辞任に追い込まれた。政権発足から1か月もたたずに側近が辞任に追い込まれた形で、トランプ政権にとって大きな打撃となる。

 ホワイトハウスは13日、トランプ大統領の側近で安全保障問題を担当するフリン大統領補佐官が辞任したと発表した。ロシアへの制裁解除をめぐって政権発足前の去年12月、不正に駐米ロシア大使と協議をしたとされることを受け、責任をとった形。一般市民が、対立関係にある外国政府との交渉を禁じる法律に違反している可能性があり、FBI連邦捜査局が捜査しているとされていた。

 フリン氏はトランプ大統領の側近で政権の中枢メンバー。政権発足から1か月以内に側近が辞任に追い込まれた形で、トランプ政権にとって大きな痛手となる。