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トランプ政権“入国停止”上訴しない方針

2017年2月11日 8:37

 米メディアは現地時間の10日、トランプ政権が、中東など7か国からの入国を停止する大統領令の差し止めを巡り、連邦最高裁判所への上訴を行わない方針だと伝えた。

 入国停止の大統領令は、連邦控訴裁判所がトランプ政権の申し立てを退けたことをうけ現在も差し止めが続いているが、NBCテレビによると、トランプ政権は最高裁への上訴を行わない方針だという。

 その一方で、連邦地方裁判所での大統領令そのものが憲法違反にあたるかどうかの裁判に力を注ぐという。

 トランプ大統領は安倍首相との記者会見で、来週中に国の安全のための新たな措置をとると述べていた。

 トランプ大統領「安全を保つため、必要な措置は全て講じる。来週中に国の安全のため、迅速に追加措置をとるつもりだ」

 またNBCテレビによると、米・フロリダにむかう政府専用機の中でトランプ大統領が記者団に対し、移民を巡る新たな大統領令に署名することを検討していると話したという。