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米・控訴裁、“入国停止”差し止め認める

2017年2月10日 8:25

 アメリカメディアによると、中東など7か国からのアメリカ入国を停止する大統領令をめぐり、連邦控訴裁判所は入国停止を一時的に差し止めた連邦地方裁判所の判断を支持した。大統領令の差し止めは続き、7か国からの入国はこのまま認められることになる。

 中東など7か国からの入国を停止する大統領令をめぐっては、ワシントン州の連邦地裁が差し止めの決定をし、全米で入国が認められている。トランプ政権は、これを不服として控訴裁判所に申し立てを行っていたが、現地時間の9日、裁判所は、この申し立てを退け、地裁の決定を支持する判断を下した。

 これにより、入国停止の差し止めは続き、7か国からの入国はこのまま認められることになる。ただ、トランプ政権側は上訴する見通しで、今後、連邦最高裁判所で争いが続くことになりそうだ。