陸自と米海兵隊“離島奪還”想定の合同訓練
中国の海洋進出が活発化する中、離島の奪還を想定した陸上自衛隊とアメリカ海兵隊の合同訓練がアメリカ・カリフォルニア州で25日、公開された。
25日の訓練には尖閣諸島など離島の防衛にあたる陸上自衛隊の部隊350人とアメリカの海兵隊500人が参加し、15台の水陸両用車に乗り込んで沖合の揚陸艦から出発した。自衛隊は、この水陸両用車を来年度末までに52台導入する予定で、今回の合同訓練では初めて自衛隊員が操縦要員を務めた。
来月10日までの合同訓練では新型輸送機オスプレイを使った訓練も行われ、日米の連携を確認することにしている。