韓国・朴槿恵大統領罷免 アメリカの反応
韓国の憲法裁判所が朴槿恵大統領の罷免を認める判断を下したことをうけ、アメリカ政府は、「韓国国民の決定を尊重する」との声明を発表した。
アメリカ国務省のトナー報道官代行は、声明で、今回の裁判所の判断について、「韓国国民によるものであり、その決定を尊重する」として、「選挙で選ばれる次の大統領と生産的な関係を築いていくことを楽しみにしている」と述べた。
さらに、「アメリカは韓国の不動の同盟国、友人であり、パートナーであり続ける」とした上で、「北朝鮮からの脅威から防衛するという義務を果たしていく」と強調した。
今月17日にはティラーソン国務長官が初めて韓国を訪問する予定で、北朝鮮への対応を巡りさらなる連携を確認したい考え。